失恋をテーマにした映画は、見ていると胸が締め付けられて涙を流してしまうこともあります。時には感情移入しすぎてしまって数日間感傷的な気分に浸ってしまうこともあるかもしれません。
しかし中には失恋という切ないテーマながらも、明るい気持ちになれる失恋映画もあります。
今回はそんな失恋をする映画の中でも失恋からの立ち直りを描いた3つの映画を紹介していきます。
キューティ・ブロンド
多くの失恋した女性を立ち直らせてきたと言われている失恋映画の名作とも言えるのが、キューティ・ブロンド。失恋映画と聞くとどこか暗くシリアスな雰囲気が漂う感じがしますが、キューティ・ブロンドはどんな逆境にも負けない女性の話。
理不尽な理由で振られたヒロインですが、持ち前のポジティブさ、そして行動力、何より自分を信じる力が眩しいほどに輝いており、失恋をバネにして恋愛に仕事に奮闘していく、失恋した時にこそ観たい元気が出る映画なのです。
NANA
人気漫画でもあるNANAは、実写映画化もされてその人気がさらに高いものとなりましたよね。ヒロインは二人いますが、それぞれの恋愛模様はまったく違うものでいて、だからこそ衝突することもあれば理解が出来るものもあります。
NANAにも勿論失恋は描かれており、ヒロインが涙を流し落ち込む姿も描かれています。しかし時の流れや新たな出会いによって失恋が過去のものになっていくその姿は、リアリティ溢れており、共感できる女性も多いのではないでしょうか。
様々な恋愛を見ることも出来るので、失恋から立ち直ると同時にいろいろな恋愛の価値観を知りたいという人にはオススメです。
ホリデイ
物語がスタートしたときから、主人公である二人の女性は同じく失恋をしているというある意味最悪なスタートから始まるこの映画。失恋の傷を癒やすため、別々の地に住んでいる女性二人は、クリスマス休暇にお互いに「ホームエクスチェンジ」という家を交換します。
失恋の傷を癒やすために、まったく知らない、知り合いもいない地で彼女たちは新たな出会いや発見をしていき、失恋から立ち直っていくというストーリー。
失恋をしたらどこか知らない場所へいきたくなるものです。この映画はそんな知らない地での出会いを描いたものなので、絶賛失恋中だという人は勇気を振り絞って未知の世界に足を踏み入れてみると、もしかしたら彼女たちのような運命の出会いが見つかるかもしれません。
まとめ
失恋をしたとき、そこから立ち直る方法はたくさんあります。しかし考えと気持ちは上手く結びつかないものですし、上手く気持ちをコントロール出来ずに失恋の傷を負い続けることもあるでしょう。
そんなときこそ、自分とは別の人の失恋の姿を観てみると、新たな発見や価値観を知ることが出来たり、気分も明るく前向きになれるものなのです。今回紹介した3つの失恋の映画は、どれもが違う形ではあるものの共感できるポイントはあると思うので、気になる人は是非チェックしてみてくださいね。