肌に含まれる水分量によって、見た目や触り心地、化粧乗りも大きく変わります。誰もが、できれば多くの水分を含んだプルプルの肌にしたいと思いますよね。
肌の水分量アップのためにできることはスキンケアから食事まで様々ですが、今回は、肌に与える良い意味での刺激で水分量のアップを狙う方法をご紹介します。
血行促進は肌の水分量をアップする
体の中には血管がくまなく張り巡らされ、血液の流れによって老廃物や体の必要な栄養を運んでいます。肌の水分量アップのために必要なのは水分だけでなく、それを蓄えておくための細胞も重要。そして細胞を健康に保つためには栄養が必要です。
肌の表面にはたくさんの毛細血管があり、それによって必要な栄養素を運んでいますが、冷えや老廃物によってその流れが妨げられると栄養不足になり、肌のサイクルが乱れ、水分量をキープできない古い角質が肌の表面に溜まった状態に。
血行促進する事で肌の代謝と生成を促せば、水分量のアップが見込めます。
血行促進のケアをプラスして水分量アップ
洗顔後、手のひらに化粧水をたっぷりと取り、抑えるように肌につけます。いつもよりもたっぷり化粧水を浸透させてから、42℃程度の熱いと感じないくらいの蒸しタオルで顔を覆いましょう。
急激に温まった肌では、ヒートショックプロテインというタンパク質の一種が作られ、コラーゲンの生成を促すと言われています。蒸しタオルは2、3分の短時間で十分効果があるため、時間をかけすぎて肌をふやけさせないように気を付けてくださいね。
その後、油分の含まれるクリームや乳液、オイルなどで保護しましょう。
顔の血行を良くする耳のツボを刺激
血行促進で肌の水分量をアップするには、スキンケアだけではありません。
耳には様々なツボがあり、刺激することで多くの効果があります。ツボを刺激すると言うと面倒な気がしますが、耳全体を刺激するだけの簡単な方法で良いのです。顔だけでなく、体全体の血流アップやリンパの流れを促すとも言われています。
左右の耳の上部、真ん中あたり、耳たぶをそれぞれ3秒間引っ張り離す、という動作を3、4回。引っ張る前に息を吸い、引っ張りながら息を吐きそして離す、を繰り返します。
血行が良くなり、頬の血色も良くなりますよ。スキンケアの時だけでなく仕事の合間にもできる手軽な方法です。
まとめ
肌の水分量がアップすると、透明感が出るだけでなく乾燥によるシワの軽減、紫外線の影響も受けにくくなります。
年々低下すると言われている肌の水分量。スキンケアでは補えない部分もありますから、このような手軽な方法をプラスしてみてはいかがでしょうか。