ダイエットで上半身は痩せたのに脚が痩せない…という悩みを持っている人は多いです。下半身の脂肪は上半身よりも取れにくいですが、脚が太って見えるのにはそれ以外にも原因があります。
脚が痩せるように促すには、まず原因を知ること。その上で少し意識をすれば、細くできる可能性があるのです。
今回は、脚が痩せない人の原因の1つである、姿勢についてご紹介します。
脚が痩せない原因は筋肉
体重が落ちても全く脚が痩せないと感じる原因には、筋肉が関係している可能性があります。
脚にはいくつもの筋肉があり、その上に脂肪が付いていますが、筋肉は体の動かし方で使う部分が変わり、つき方も変化します。
脚の外側に筋肉がつき、さらにその外側に脂肪がつけば太い脚が出来上がり、太ももの前側やふくらはぎの筋肉ばかりが発達しすぎていれば、太く見えるだけでなく形もキレイではありません。
脚の筋肉の使い方によってはつけるべきでない筋肉ばかりが発達し、脚痩せが上手くいかない可能性があるのです。
脚を細くする筋肉は?
脚には内ももにも筋肉があり、この筋肉を使っていると脚が内側に引き締まるため脚痩せに繋がります。
また、太ももの裏側の筋肉を意識して体を動かすと、太ももの前側ばかりを使用しなくて済むため、美脚に近づけるでしょう。
脚が痩せないという悩み原因は、これらの筋肉をほとんど使っていないからかも知れないのです。
間違った使い方をしてしまう原因
脚の外側や太ももの前側ばかりを使ってしまう人の特徴に「反り腰」があります。かかとを壁から5cm離し、お尻、背中、頭までを真っ直ぐ壁に付けて立った時、腰の後ろに手のひら1枚以上の隙間がある場合は「反り腰」と言われています。
反り腰は脚が外側にねじれるため筋肉も外側を使い、バランスを取るために胸が前に出るため太ももの前側とふくらはぎの筋肉が発達しやすいのです。また、リンパや血液の流れも低下して代謝も悪いため、脚が痩せない原因になるでしょう。
反り腰を改善して美脚に!
立った姿勢でお尻を内側に引き締め、後ろに飛び出ないように脚の付け根を体の前側に押し出すようすると、太ももが内側に引き締まるでしょう。普段からその姿勢を保ち、また歩くことで太ももの内側は後ろ側の筋肉も自然と使うことができます。
胸が前に出ないように意識し、かかとに重心を置き歩くと自然とつま先が上がり、かかとでしっかり着地できるので歩き方もキレイですよ。
まとめ
脚が痩せないのは様々な原因が考えられますが、この反り腰が原因なら、普段から体の使い方を考えると脚痩ができる可能性があります。
脚の太さに長年悩んできた人、一度意識してみてはいかがでしょうか。