インナードライの改善は難しいものではありません。しかし、皮脂が多く脂性肌と勘違いしやすいのがインナードライの困ったところ。
脂性肌のケアで、よりインナードライを悪化させている可能性があります。本当の肌の状態に気づき、ケア方法を見直すと改善できる可能性が高いです。
インナードライの改善と脂性肌
自分の肌質、しっかりと把握していますか?皮脂が多いから脂性肌と判断し、皮脂を取り除くケアを徹底して行っていても、ニキビができやすかったり触るとゴワツキが気になる場合、インナードライ肌かも知れません。脂性肌と思っている人の多くが、実はインナードライ肌と言われています。
たっぷりの皮脂は、肌の内側が乾燥しているために起こっている可能性があるのです。肌の乾燥が起これば、水分の蒸発を抑えるために体は皮脂を過剰分泌してしまいます。潤って整った肌には、余分な皮脂の分泌はありません。
脂性肌のケアで悪化するインナードライ
皮脂を取るために洗浄力の強い洗顔料を使い、保湿ケアを怠る事でインナードライを悪化させてしまいます。
皮脂を取れば取るほど、乾燥を放置すればするほど皮脂は分泌され、肌の状態は悪化する一方。そして、毛穴の開きや肌のくすみ、シミやシワができやすくなります。
インナードライの改善方法
インナードライは肌が極度に乾燥しています。一見、皮脂で潤っているように見えているだけです。
大切なのは、皮脂を取りすぎない事と保湿をしっかりとする事。皮脂を取るために何度も洗顔をしたり、皮脂を抑えるために油とり紙を多用してはいけません。
洗顔はできるだけ低刺激の物を使用し、界面活性剤の多い洗顔料は避けると良いでしょう。洗い流す時は30~35度のぬるま湯で。
そして、すぐに保湿します。アルコールは肌の皮膜を壊し、さらに乾燥するため、化粧水はアルコールフリーがオススメです。保水力の高い、セラミドやヒアルロン酸を使用した化粧水や美容液を使用しましょう。最後に、ごく少量の油分で水分の蒸発を抑えます。
生活の中の改善方法
インナードライが酷い時には、クレンジングも大きな刺激になります。リキッドファンデーションは使用せず、落としやすいメイクを心がけましょう。
肌の乾燥はスキンケアだけでなく、食生活の改善、睡眠不足やストレスの解消も効果的。体内から改善できれば、肌トラブルも減っていくでしょう。
まとめ
インナードライはどの年代でも起こりうる症状ですが、改善方法を知っておけばトラブルが起こっても早い段階で改善できる可能性があります。
潤った肌や、化粧ノリの良い日は気分良くスタートできますよね。間違ったケア方法はすぐにやめて、美肌を手に入れましょう!